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2022.11.6 旅と英語⑪

  • 執筆者の写真: sunnyporilupin3
    sunnyporilupin3
  • 2022年11月6日
  • 読了時間: 2分

パンコール島の宿に到着するとたくさんの小さなコテージが並んでいます。コテージといっても中の大きさはビジネスホテルのシングルルームよりずっと小さいです。ただ一人で泊まるには十分ですし、なにより安かったです。イギリス人の女の子もドイツ人カップルも同様にコテージに泊まるようです。


その後ほど近くにある海岸の食堂で一緒に食事をとりました。コーヒーがとても独特だったのを覚えています。


4人の会話はもちろん英語なわけですが、英語力的にもっぱら聞き役です。旅行を始めてから様々な国の人に会ってきたわけですが、ノンネイティブの英語がほとんどです。今回ドイツ人の英語をほぼ初めてしっかり聴いたわけですが、わかりやすいという印象がありました。


旅行者同士、バックパッカー同士はまた仲良くなりやすいと思います。というのも話す話題には割とことかきません。当時は特にネット環境が今ほど整備されていませんでしたので情報量も今ほど充実していません。そのため旅行者通しの情報交換がとても重要でした。宿で同室となった旅行者はどこからきたのか、どこへいくのかなどよく話しますので、だいたいこれから行こうとしている場所をすでに訪れてた旅行者から最新の情報を聴くことができます。


見どころや良かった食べ物、おすすめの宿など本当に参考になりました。もちろん自分が他の方に情報を提供することもあるわけです。こんな感じでコミュニケーションのそもそもの目的である情報を得ること、与えることがとても自然に行えます。話す理由が明確なわけです。話題を探す必要がありません。相手も日本人に興味があったり、単純に暇だったりの人が多いので、理由が無いと話しづらいシャイな日本人にも理想的な環境なわけです。


ひるがえって現在はスマホがその代わりとして重要な情報ソースとなっていると思います。その情報量は比べ物にならないぐらい充実しており、その分スケジューリングがしっかり立てられますし、トラブル回避が比較的容易かと思います。が、やはり現地の方から、出会った旅行者の方から生まれる少し偶発的な旅行のスタイルがやはり楽しかったりします。場所にもよりますが、一度スマホに頼るのを止めて、話すことで旅を作ってみることもおすすめです。その場合は思い通りにいかないこともありますが、そこも含めて楽しんで欲しいと思います。(もちろん安全を担保してになりますが)


 
 
 

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