2021.10.15 英検について②
- sunnyporilupin3
- 2021年10月15日
- 読了時間: 2分
★アウトプットのテストがある
英検は3級より面接があります。こちらでスピーキング能力を図っています。4級、5級もスピーキングテストを2015年より開始していますが、こちらは現状独立しており未受験でも各級の合格は認定されますので少し位置づけが異なっています。
面接の内容ですが、例えば3級ですと、
①渡された文章を音読する ②内容について質問に答える ③イラストを見ながら登場人物の行動を描写する ④受験者についての質問に答える
となっています。とても難しく聞こえるかもしれませんが、実際にはテンプレにそってしっかり準備すれば小学校低学年でも合格できます。このテンプレに沿って答えるというやり方はこういった資格試験において合格につなげるための王道です。主催者サイドから
考えると公平性、客観性と採点のしやすさを考えると必然なのかと思います。
上級レベルに上がるに従って自由度は少しずつ上がってきますので即興で自分の意見を表現できるよう鍛える必要がありますが、帰国子女やインターなどでスピーキング力に自信がある方でなければ、テンプレにそって練習することが一番効果的です。
”テンプレに沿ってしゃべる”はこちらだけ聞くと印象は良くないのですが、ネイティブではない話者としては、自由にしゃべる前段階の練習方法としてとても大事です。ある程度しゃべれる方でも分析すると似た表現を多々使用しています。
英検では面接があるので、嫌でも(笑)この練習をすることとなります。特に英会話の時間を持てない学習者にはこちらはとても良い動機付けです。学習者の年齢や環境にもよりますが、テンプレに沿ってしゃべることで自分の引き出しを増やすことがスピーキング力をつけることの基本です。
コメント